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2017.10.24[火] 掲載 
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問屋街活性会委員会・オープンカレッジ 
問屋街活性化委員会 
協同組合 東京問屋連盟 
横山町奉仕会 共催 
 
ITトレンド・ウォッチング講座 
							第5回 〜 今さら聞けないシリーズ:MacintoshとWindowsの違いとは? 
								    〜 今さら聞けないシリーズ:続・MS-Word編 
								    新型iPhone 8/8 Plus/X(テン)で喧伝されるARって何?
						
毎回最新トレンドと商売の関連を一緒に考えるシリーズの5回目! 2017.10.18[水]開催@連盟会館4階会議室 
 
						
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MacintoshとWindowsの違いとは?
						
							- Macintoshは最初からデスクトップ・メタファー、アイコンによるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)、マウスによる操作を基本コンセプトとした世界初の量産パーソナル・コンピュータ。
							
 - 但し、同じコンセプトは先にゼロックスが開発しており、見学したSteve Jobsが部下に開発を命じたのは有名な話。
							
 - デスクトップ・メタファーとは、実際の机の上をコンピュータ上に模した状態のこと。デスクトップは文字通りデスクそのもの。書類、フォルダー、筆記具などが実物を連想できるアイコンで表現される。
							
 - 約30年前のMacintosh発表時に誰もが最も感動したのは「ゴミ箱の存在」だった!
							
 - それまでのコンピュータは「DELETE命令」でファイルなどを削除していたが、Macintoshは捨てたいものをマウスでつかんでデスクトップにある「明示的なごみ箱アイコン」に「入れる=捨てる」だけであり、しかも、ゴミを入れるとごみ箱アイコンが変化して「ゴミが入った状態」になる。ゴミ箱をダブル・クリックすると中には今捨てたものが入っており、気が変わったら元に戻せる。
							
 - 本当に捨てたい=削除したい時は「ゴミ箱を空にする」処理をすれば良い。こんなコンピュータは過去になかった。
 
								 
							
							
							 - オブジェクト指向:初期の全てのコンピュータはコマンド指向またはモード指向であり、コンピュータを操作する人間が「これから何をするのか」を明示的に教えてやる必要があった。
							
 - 例えば書類を削除するのであれば、最初にコンピュータに「これから書類を削除するぞ」と命令をする必要があった。
							
 - するとコンピュータは「削除モード」になって次の命令を待つ。
							
 - しかし、現実の世界でゴミを捨てる時にゴミ箱に「これからゴミを捨てるぞ」と宣言はしない。
							
 - 最初にすることは捨てるゴミを手に取ることである。次にゴミ箱に捨てる。気が変わって捨てないこともある。
							
 - つまり、人間は何かをする時にまず先にモノを手にするのであり、それをどうするかは二番目なのである。
							
 - 頭のなかで最初に「ゴミを捨てよう」と思うことと、実際の行動は別で、行動の最初は「(捨てようと思った)モノを手に取る」ことから始まる。そして気が変わることもしょっちゅうである。
							
 - この思考と行動には「(削除)モード」や「コマンド(命令)」などは全く存在しない。
							
 - このような考え方をオブジェクト指向と言う。
 
								 
							
							
							 - マイクロソフトすなわちビル・ゲイツは最初にMS-DOS(マイクロソフト - ディスク・オペレーティング・システム)を開発し、その上でBASICと言うプログラムを走らせて計算処理からゲームまで様々な用途で使えるパーソナル・コンピュータを実用化させた。
							
 - 但しマイクロソフト自身はハードウエアを作らず、MS-DOSやBASIC言語のライセンス・ビジネスで台頭した。
							
 - やがてマイクロソフトと真逆の思想のMacintoshの人気が出始めると、MS-DOSの上にGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)を被せたWindowsを開発・発表した。
							
 - これは明らかにMacintoshとは全く異なるもので、見た目は似ていたがコンピュータに詳しくない人が操作できるような代物ではなかった。
							
 - しかし、ビジネス分野に強いマイクロソフトは圧倒的なシェアを得るに至る。
 
								 
							
							
							 - これに対抗すべく、アップル社はDTP(デスク・トップ・パブリッシング。直訳すると机上印刷)に注力。
							
 - ポスト・スクリプト・フォント(ベジエ曲線で描かれたどんなに拡大してもギザギザのない書体)とアップル純正レーザープリンター(Apple LaseWriter)とキラーアプリケーション(この時にAdobe PhotoshopとAdobe Illustratorが登場。そしてAdobe PageMaker、QuarkXpressなどのDTPソフトも登場)で「印刷革命」を成し遂げる。実際、日本でも書体で有名な写研が極端なガラパゴス・システム(DTPとの互換性がない!)で衰退の一途にある。
 
								反対に、ビル・ゲイツはWindowsの開発の途中で「なんで書体が2種類も要るんだ?」と真顔で訊いたという逸話があるぐらいデザインに興味がない。 
								 
							 - その後、MacintoshもWindowsも激しい競争のもとに切磋琢磨し、お互いを真似し、性能を向上し現在に至る。
							
 - なので、現在のMacintoshとWindowsにそれほどの差は=少なくとも表面的には=無いのだが、前述のように成り立ちが異なり、また、Steve Jobsとビル・ゲイツの性格・気質の違いが色濃く反映しているので、実際には全くの別物と考えた方が良い。
 
								 
							
							
							 - Microsoft Office(MS-Word、Excel、PowerPoint)必須の業務環境ならWindowsを使えば良い。と言うか、Macを使う必然性がない。
 
							 - デザイナーならMacintoshとAdobe PhotoshopとAdobe Illustratorがなければクリエイティブな作業は出来ない。これについてはMacintoshの独壇場である。
							
 - 今のMacintoshは「インテル入ってる」なので、Windowsを動かすことも出来る。なのでMacintoshとWindowsを両方動かすならMacintoshしか選択肢はない(WindowsマシンでMacintoshを動かすことは出来ないのである)
 
								 
							 - Macintoshについて@Wikipedia
 
								https://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh
							
								
							
							 - Windowsについて@Wikipedia
 
								https://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows 
									 
									 
								
							 - Apple Laser Writer NTX-J(日本語版)のベータテスターを当時、当社が担当しました。
							
 - また、当時最も有名だったDTPソフト=Adobe PageMakerの日本語版マニュアルを弊社で作成しました。
							
 - 両者を組み合わせたデモンストレーションを青山スパイラルホールで行いました@Apple主催DTPセミナー
						
  
						 
							 
							今さら聞けないシリーズ:続・MS-Word編 
						
							- MS-Wordは純粋にワードプロセッサである。
 
							 - よって、基本的に全てのドキュメントは「行」で管理される。
 
							 - 画像を貼り込むと、それは一行を専有する。
 
							 - MS-Wordアートで貼り付けると文章の上に貼り付く。
 
							 - それらはAdobe Illustratorのようにレイヤーで管理されているわけではない。
 
							 - だからMS-Wordで複雑な図面入りの書類を作ってはいけません!
 
								 
							
							 - アプリケーション・ソフトウエアはそれぞれが道具と考えましょう。
 
							 - 金槌で釘を抜くことは出来ないし、巻き尺で木を切ることは出来ません。適材適所・臨機応変・柔軟思考で!
 
								 
							
							
							 - ヘッダーとフッター領域を利用して書式を作成してテンプレートとして保存すると超・便利
 
								 
							
							
							 - 一つの書類で色々なフォント(書体)を使わないこと!
 
							 - 色々な文字サイズも使わないこと。
 
							 - 基本的に1書類=1書体。強調したいところや見出しなどにボールド体。大見出しだけ大きな文字。
 
							
							
							
							
							 - これでことは足りるはず!
 
							 - 色付きの多種類の書体の乱用は安物のチラシになること必定!
						
  
						 
							 
							新型iPhone 8/8 Plus/X(テン)で喧伝されるARって何? 
						
						 
							 
						 
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ご参考:参加者からの感想: 
- 普段Windowsしか使わない私にとって、マックとは聞いたことはありますが、未知の世界で何が違うのだろう?と長年疑問に思っていましたが、多少の違いはありますが、全く違うのではなく、慣れれば使えそうという感じがしました。
 
最初にマックを購入して使う時に、システム環境設定を行い、自分の使いやすいように設定すると、以後楽に使えるようになることがわかりました。
 - 最新のiPhoneでは、3Dの画像を駆使すれば、ペットの顔まで認証できるまでになったと聞いて、時代に乗り遅れないように、また商売でもこの技術を生かして売上を伸ばしたいと思いました。
 - 最新のiPhoneが大体11万円とおっしゃっておりましたので、初期投資としても購入する価値はあると思いました。
 - AR(拡張現実)を使うと、部屋の画像があれば、購入したい家具を配置したらどういう感じになるのかや、階段の画像があればメジャーがなくても大きさを測ることができたりや、歯医者さんでレントゲンを撮らなくても矯正後こういう風になりますと簡単に画像で説明ができたりと、今までできなかったことが簡単にできるようになり、無限の可能性を感じました。
 - これを商売に繋げるには研究と言いますか、試行錯誤を重ねながら、商品のオリジナルのアピール方法が必要になりますが、良く見せるというよりも自分も楽しみながら工夫を重ねて、お客様の声に耳を傾けながら、ARを使って作っていきたいと思いました。
 - 今回も面白い講義内容で、進化していくネットやスマホについて勉強になりました。
 - 次回もまた講義を楽しみにしています。
 
									 
									 
									 
 
  
 
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- 協力:問屋街活性化委員会、横山町奉仕会
 - 主催者側総合司会:東京問屋連盟 副理事長 三上明夫
 - 講師:坂倉 芳夫(さかくら・よしお) insight, Inc. 代表
 
 
 - 次回は今年一年を振り返って秒進分歩のITトレンドのポイントを再チェック。さらに最新情報も取り上げます。
 - 次回開催日:未定(追ってお知らせいたします)
 
 
 
 - 講座で取り上げて欲しいテーマがある場合は是非、連盟事務局に御連絡下さい。
 
 
 
*全講座一覧はこちら 
 
  
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撮影/文責:問屋連盟通信Web版編集部 
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