2015年1月末から始まった講習会はとうとう3年目を迎えました！
今後もトレンディーな話題と情報、実践的なノウハウの講習に努めたいと思います。

今回は趣向を変えて2年ぶりにITの世界の最新トレンドを紹介

• 数字：世界人口約74億人に対してインターネット人口は約34億人
  http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/internet/statistics/internet_01.html
  
  
• 未だにインターネットに接続できる環境のない国と地域を無くすためにGoogleやFacebookは衛星を打ち上げたり無人機を飛ばしたりする事業を開始している
  
  
• KeyWordその１：AR/VR/MR：ARは拡張現実、VRは仮想現実、MRはそれらのミックス。リオ五輪閉会式の日本紹介の映像がまさにARの現時点の集大成。スタジオに居る人とテレビを見ている人がまるで同じ感覚/映像/音響を共有できる。
  https://www.youtube.com/watch?v=sk6uU8gb8PA
  
  
• 昨年の紅白歌合戦のPerfumeのパフォーマンスはそのミニ版
• より身近な例としては、かなり以前からプロ野球中継のバッターボックス後方の広告スペースはハメコミ合成であり自由自在に広告内容を変更できる
• ハリウッド映画のCGはアクションシーンや宇宙の情景に使われるだけではなく普通の町中のシーンが実は全て合成であることが今や当たり前
  https://www.youtube.com/watch?v=sQR2dECu_5Q
  
  
• クルマのカレンダーを作る場合、日本と季節が反対のところにクルマを運んで撮影するよりも、現地で背景だけを撮影し、クルマはスタジオで撮影したほうが遥かに安い費用と高いクオリティに繋がるのは今や常識
• AR/VR/MRの概念はデジタルサイネージ（駅などで見かける大型液晶画面を使った変化するポスター）や東京駅のイベントで有名になったプロジェクションマッピングなどで既に日常的に使われている
  
  
• KeyWordその２：IoT（Internet on Things＝モノのインターネット）：およそ身の回りのもの全てにWi-Fiチップが埋め込まれ、全ての「モノ」がインターネット経由で繋がりLINKし制御される世界が間近に迫っている！
• それを具現化するトップランナーが「Amazon Echo」
  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170130-00185233-newsweek-int
  
  
• より身近には「Amazon Dash Button」。消費財の購買形態が激変！
• Amazonで忘れてならないのはその物流オートメーション・ノウハウの凄さ。自社倉庫を構えるより「Amazonフリ・フィルメント」任せにしたほうが得かもしれない！？
  
  
• KeyWordその３：Facebookだけじゃない。Instagramにも注目！：写真だけで簡単に投稿できる手軽さが爆発的人気。あらゆる商売の「入口」になる可能性を秘めている
  SNS概況：
  http://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/
  
  
• Instagramにきれいな写真を載せるための「お教室」が流行っている！
  
  
• KeyWordその４：フリマアプリ：ヤフオクはもう古い。もっと手軽にフリマアプリ。個人売買だけで無く企業もドンドン参入。
• 従来、何かを買うなら探すなら「ググる → Amazonと価格コムでチェック」だったが女性を中心にまず「メリカリでチェック」がトレンド。とにかく商品点数が多く写真が綺麗で「デジタル・ウインドウ・ショッピング」が楽しめる
• ヤフオクと違って出品も購入もスマフォだけで簡単にできるのが最大のポイント！
  
  
• 本日お話した話題は2年前には殆どが存在しなかったもの。まさに秒進分歩の世界！
• もしもいまだにガラケーならば上記の話には全くついて行けない。殆どの新しいサービスは今やスマフォで使うのが前提！
  
  

• 協力：問屋街活性化委員会、横山町奉仕会

主催者側総合司会：東京問屋連盟 副理事長 三上明夫
講師：坂倉　芳夫(さかくら・よしお) insight, Inc. 代表

次回予定：2017年3月上旬「Webサイトに掲載するバナーを作ってみよう！」